物語の起源って、いつだと思いますか。
おそらく僕の予想ですが、
ヒトが言葉を発し始めた時。
すでに、物語の語り部が存在していた
のでは無いでしょうか。
作家の村上春樹さんが、ある画集の序文に
次のような文を掲載しています。
1文字も無駄の無い、しかも、
1回読んですっと意味が頭に入る
素晴らしい日本語の文章ですので、
紹介しますね。
~~~~~引用開始~~~~~~
小説家とは、もっとも基本的な定義によれば、
物語を語る人間のことである。
人類がまだ湿っぽい洞窟に住んで、
堅い木の根を齧(かじ)ったり、
痩せた野ネズミの肉を焙(あぶ)って
食べていたりしていた太古の時代から、
人々は飽きることなく物語を語り続けてきた。
たき火のそばで身を寄せ合って、
友好的とはお世辞にも言えない獣や、
厳しい気候から身を護りながら、
長く暗い夜を過ごすとき、物語の交換は
彼らにとって欠かすことのできない娯楽であったはずだ。
そして言うまでもないことだが、物語というものは、
いったん語られるからには、上手に語られなくてはならない。
愉快な物語はあくまで愉快に、
怖い物語はあくまで怖く、
荘重な物語はあくまで荘重に語られなくてはならない。
それが原則である。
物語は聞く人の背筋を凍らせたり、
涙を流させたり、あるいは腹の皮を
よじらせたりしなくてはならない。
飢えや寒さをいっときであれ、
忘れさせるものでなくてはならない。
そのような肌に感じられる物理的な効用が、
優れた物語にはどうしても必要とされる。
(中略)
どのような集団にも一人くらい、物語をそのように
生き生きと語ることに長けたものがいたはずだ。
そしてその人物が多かれ少なかれ専門家として、
部族固有の多くの物語を記憶の中にプールし、
それを自分なりにうまく脚色し、リアルな語り口で、
巧妙に語ることになった。
おそらく世界の多くの地域で、言語の違いこそあれ、
そのような光景が同時的に、同質的に見られたことだろう。
・・・
~~~~~引用終わり~~~~~~
こういう素晴らしい文章を読むと、
「日本語が理解できて嬉しい」
という素直な喜びが感じられるのですが、
あなたも同感ではないでしょうか。
是非、全文を入手して残りを読んで
みてくださいね。
で、文章、物語、ストーリー、コピーライティング、
その他日本語を用いたどのようなものも、目的は違えど
「作品」であり、「アートの世界」であるということ。
やるからには、こだわって
行きたいですよね。
詳細:
…
================
巨大なプレゼント
================
人類が滅亡するまで、有効なスキル
「学習と教育」
の全体像を網羅したノートを、
このブログ(『仙人さんの教え 実践したら人生変わった』)
の読者であるあなたにプレゼントしようと思います。
具体的には、『X-Buddha Gold 全話分ノート』
になります。
PDFファイルで、プレゼントします。
これまでのノート同様、
忠実に仙人さんの教えのポイントを記しています。
…
このノートを入手する方法です。
senninjr@gmail.com
に、「ブッダノート希望」というタイトルで、
メールをください。
そして、本文に
どうして教育・学習スキルを、
あなたは身につけたいのか、書いてください。
何のためですか。
どういうブロックを破壊したいのですか。
説得、心理誘導、マインドコントロール、
暗示、アンカリング、洗脳、カルト式決断誘導。。。
これらのスキルを身につけて、
あなたはどうしたいのですか?
ということです。
あなたの欲望と恐怖を、思いっきり
メールの本文にぶつけてください。
はじめは、上っ面の偽善者っぽい
物が出てくると思います。
でも、我慢して考え続けると、
どす黒いものが噴出してきます。
構いません。
なるべく具体的に記述してみてください。
誰にも、転送したりしません。
心配であれば、匿名でかまいません。
私自身、自己中心マインドで、スキルを
進化させるために活用するだけです。
マズローの底辺から、上位願望まで、
あらゆる欲と恐怖にアクセスし、
教育・学習のスキルをじわじわ
高めていきたいと思っています。
しかし、私があなたの文章を拝見して、
「これは、表面的だな」
と感じた場合、プレゼントはお渡ししません。
では、
senninjr@gmail.com
です。
楽しみにしています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
物語と教育者:
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
0 件のコメント:
コメントを投稿