ネイティブ・アメリカン伝承ストーリー | 仙人さんの教え 実践したら人生変わった

2017-01-02

ネイティブ・アメリカン伝承ストーリー

From: 透流(トヲル)

トーリーの世界へ、深く深く
貴方を誘います。。。



X-Club第3章「コピーライティング」ノートを
紹介しながら、ストーリーの学びを
深めていってもらいたいです。

今日のノートです。


14ページめ:
X-Club第3章「コピーライティング」ノート14

ストーリーが威力を発揮するのは、

「整理した情報を与えるとき」

です。

つまり、相手が大体知っている、もしくは
聞いたことがあることを整理してあげるのです。

こんな感じです。

=======================
「井戸に落ちたロバの話」
=======================

これは、ネイティブ・アメリカンの中で
伝承されてきたおとぎ話です。

仙人さん(Mr.X)が、2005年頃に
紹介したストーリーなので、
コピーライターの中では有名な話だと思います。

が、「俺は知ってるぞ」という意識が、
実は学習を妨げてしまいます。

僕たちは、優れたストーリーを題材に
学び続ける必要があります。



では、行きますね。

ある日、年老いたロバが古井戸に落ちてしまいました。

ロバの泣き声を聞きつけた農場主は、
すぐに井戸に駆けつけました。

その状況を見た農場主は、

『この深い井戸からロバを引き上げる事は
不可能だろう。。』


と判断し、他の動物達の安全を考え、
可愛そうだとは思ったのですが、
この井戸をロバごと、土で埋める事を決心しました。

そして、農場の仲間を集め、
この井戸を土で埋め始めました。

年老いたロバは混乱しました。

「皆、何をしているんだ? 

助けてくれないのか? 

今までこんなに頑張ってきたのに。。 

なぜ、助けてくれないんだ? 

なぜ、俺を殺そうとするんだ?」

ロバは悔しくて悔しくて、仕方なかったのですが、
どうする事もできませんでした。

土が背中に当たるたびに激しく痛み、そして、
土がまた背中に当たるたびに悔しく、そして悲しくなりました。

もう、死ぬんだな。

そう思った瞬間、ロバはある事を思いつきました。

「もし、この背中に当たる土を振り払い、 
落ちた土を足で踏み固めたら・・

土を足で踏み固め続けたら・・

上に上がれるのではないか?」

そう考えたロバは、背中に土が当たるたびに、
その土を振り払い、足で踏み固め始めました。

土が背中に当たるたびに、激しく痛みました。

想像を絶するほどの痛みを覚えました。 

と同時に悲しくなりました。

しかし、ロバは諦めずに何度も何度も、振り払い、
土が背中に当たるごとに振り払い、
そしてまた振り払い続けました。

振り払っては、踏みあがる。

振り払っては、踏みあがる。。

ロバは、何度も挫けそうになりましたが、
自分を勇気づけながら、ひたすら続けました。

今まで信じていた農場主に土を落とされ。。

どんなに背中が痛もうと、どんなに泣きたくなっても、
そしてどんなに今の状況が最悪に思えようと、
ただひたすら希望を失わずに続けました。

。。。

そして最後には、疲れ果て、
傷だらけになりながらも井戸を乗り越え、
脱出する事に成功したのです。

農場主のロバを殺そうとした行為が、
逆にロバを救うことになったのです。

逆境が逆に成功の要因となったのです。

そして、それはロバが決して諦めなかったからなのです。

逆境に屈しなかったからなのです。

それは私達自身の人生にも言えます。

逆境に面した時、辛い出来事に出くわした時。
誰かに裏切られた時。

慌てふためいたり、人のせいにしたり、
愚痴をこぼしたり、悪口を言ったり、
家に閉じこもってションボリしたり、しない。

落ち着いて、状況を判断し、冷静に解決策を見極め、
そして全力で前に進み続ければ、全力で行動すれば、道は開ける。。

必ず道は開ける!という事なんです。

その時は、逆境にしか見えない事が、
後になって考えてみれば、その出来事があったおかげで前に進めた。

という事がほとんどなんです。

逆境が利益を生み出すのです。

マーケティングでも同じ事がいえます。

あなたが逆境だと思っている物は、
USP(ユニーク・セールス・ポイント)になりませんか?

困った事が起こったら、それを更なる儲けに
繋げることができるとは思いませんか?

成功者と凡人の違いはたった1つだけなんです。


物を見る視点が違うんです。

ただそれだけなんです。

もう一度、あなたが現在困っている事について、
違う視点で考えてみてください。

問題から逃げるのではなく、
その問題を利益に転換する方法はないか。

今一度、考えてみてください。



井戸に落ちたロバ

ノートの教えにあるように、
「教えられた」と思わせてはダメなんです。

「簡単じゃん、俺それ知ってたよ」

そう思わせるために、ストーリーを使う。

このことはとても重要なコンセプトになります。

ぜひ記憶にとどめて、忘れないように
雑談でもブログ記事でも、ストーリーを
組み込むようにしていきましょう。

今日もここまで読んでくれて、
本当にありがとうございます。



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