仙人さん(Mr.X)3回読み直したくなる手紙 | 仙人さんの教え 実践したら人生変わった

2016-10-07

仙人さん(Mr.X)3回読み直したくなる手紙

From: 透流(トヲル)

人の気持ちがわからない。

そういう人は、
自分が本当にやりたいことを知りません。

自分がやらなければならないことを知りません。

そして、やりたくないことを知らないでのす。

相手のことを理解できない人は、
自分のことを理解していません。

自分のことを理解できない人は、常に迷いがあり、
自分のことしか考えていません。

借金をどうやって返したらいいのか?

どうやって成功したらいいのか?

どうやって好きな人を振り向かせたらいいのか?

フェルメール

どうやって周りの注目を集めたらいいのか?

そんなことばかりを考えています。

当然、他人の気持ちがわかるはずがないのです。

「目の前のたった1人にどうしたら喜んでもらえるか」

これだけを24時間考えてみてください。

この人を笑顔にする。

これだけを考えていたら、
相手の気持ち、自然にわかります。

まず自分、その考えを捨ててください。

仙人さん(Mr.X)はこう教えてくれました。

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お答えします。ちょっと難しいかもしれませんが、
3回ほど読めば理解できると思います。

もしあなたが社員のモチベーションを上げたいと
思っている経営者であろうと、

子供に言うことを聞かせたいと悩んでいる親御さんであろうと、

お客様を納得させたいと考えているセールスマンであろうと、

よい宣伝文句を考えているコピーライターであろうと、

皆共通するひとつの目的を持っています。

その目的とは「相手にあなたの目線で、ものを見てもらうこと」です。

人間が他の人間に何かを伝える、説得する、
そのときの方法というものは、相手に自分の頭の中にある
イメージを紹介すること以外の何物でもありません。

しかし、ここで知っておかなくてはならないことは、
「人は自分の頭で思い描いたことに基づいてしか、行動を起こせない」ということです。

そのため説得をする人は、自分が相手にして欲しいことを想像してもらう、
ということを行わなくてはなりません。

つまり自分の頭に中にあるイメージをどのように相手に伝達するか、
ということが重要な課題となってきます。

しかし、説得をするときにできるだけ「主観的」ではなく、
「客観的」なものの見方で相手に話すようにしている、
という方は多いのではないでしょうか。

「私はお客様に、純粋に客観的な事実だけをお伝えすることを
モットーとしています」というセールスマンの方もいらっしゃるでしょう。

ここで一度冷静に考えてみてください。

「客観的」なコミュニケーションというものは本当に可能なのでしょうか。

その答えとして、ブラジルの神経学者
オリヴェイラ博士(Dr. Jorge Martins de Oriveira)の発言を引用します。

「私たちは実際の世界のそのまま認識しているわけではなく、
自分たちの知覚器官、つまり目や耳や鼻を通した上で
この世界を認識しているのです。

つまり、私たちは電磁波を波としてではなく、映像や色として。
空気の振動を、振動としてではなく、音として。
空気や水の中に解けている化学物質を、化学物質ではなく、
匂いや味として認識しているのです。

私たちの知覚は実際に実はこの世界には色も、
匂いも、味も、音も存在してはいないのです。

それらは実は私たちの経験から脳がつくりだした創造物に過ぎません。」

つまり博士によると、この世に存在しているものは、
すべて私たち一人一人の人間の頭の中でつくられているというわけです。

ここで疑問が浮かぶ方もいらっしゃるでしょう。

「なるほど。でも、私たち人間同士なら、
目や耳や鼻を通じて頭の中に入ってくる情報は全員一緒ではないのだろうか」、と。

オリヴェイラ博士はこうおっしゃっています。

「確かに、人間同士、体のつくりは一緒です。
だからといって、あなたと私の脳に入ってくる
情報が完全に同じということはありません。

もちろんある程度は同じ情報を共有することができるでしょう。

しかし、それが完全に一致しているかどうかは、
お互いに分かりませんし、それを確かめるすべは存在しないのです。」

つまり、現代の神経学によれば、
私たちが「客観的」と思っている情報はすべて
私たちの知覚器官によって歪曲されているものなのです。

お分かり頂けたでしょうか?

つまり私たちは「客観的な事実」というものは存在しない、
と思わなければならないのです。

そんなものが存在すると主張している人は、
よっぽどの世間知らずか、傲慢な人間だけです。

私が教えたいことは、

「私が感じていることは、相手も当然同じように感じているはずだ」、
などと勘違いしないでください。ということです。

ビジネスにおいて、私生活において、誰かに自分の考えを伝えたい、
理解してもらいたい。

そんなときはあなた自身が感じていること、
認識したこと、あなた自身の意見を包み隠さず相手に
素直に伝えるように心がけてください。

あなた以上にあなたが感じたことを相手に伝えられる人間は、

あなた以外には存在しないのですから。

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こういう教えがどんどん広まると
いいなと思います。



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