From: 透流(トヲル)
世界一過酷なウルトラマラソン。
シドニーからメルボルンまで875キロを
5日間程度かけて走破します。
この大会に、1983年、クリフヤングという
61歳の農夫が出場しました。
しかも、オーバーオール、作業靴という姿で登場。
このマラソンの参加者はみな、
20代30代の超一流のアスリートばかり。
61歳の農夫が完走なんてできるわけ無い!
と、その場にいた全員が感じました。
当然ですよね。
ところが、レースが終わってみると、
奇跡が起きていました。
その結果とは?
・・・
クリフヤングは今までの記録を塗り替えて
ぶっちぎりで優勝しました。
なぜ、61歳の農夫がアスリートに勝てたのか?
・・・
今までのシドニーマラソンの常識は
「18時間走って6時間寝る」
だったのに、ヤングは一睡もしませんでした。
ゴール後、記者たちに
「なぜ寝なかったんですか?」
と聞かれたヤングは一言。
「寝ていいなんて知らなかった」と答えたそうです。
========================
常識懐疑、反対選択
========================
よく仙人さんは、
「もっともっと世間の常識を疑え。
物事の前提にチャレンジしろ。
一般人が取らない選択をし続けろ。」
と言います。
世の中の一般的な常識
(マナーとは違う)を疑って
人と違うことや反対のことをする。
ウォーレンバフェットさんも言っています。
世の中で多くの本物の大富豪が生まれるのは、
「不況」の時代。
なぜなら、不況の時はみんなが怖がって行動をしない。
そんなときに他の人と違う選択をした人が勝つ、と。
反対をやるって言葉だけを受け取ると
カンタンに思えるかもしれませんが・・
これ、やってみようと思うとけっこう大変です。
というか、私は苦労しました。
元々「まっとうな道を行け」
という教育をされていたから、
常識を捨てることにものすごい抵抗があったんですね。
普通に考えたら、こうだ!
という普通を疑ってみること。
まずはここから始めてみましょう。
・ご飯は1日3食、食べるものだ
・睡眠は7時間とったほうがいい
・走ることは健康にいい
・忙しい方がデキる人っぽくてカッコいい
・いい大学に行っていい会社に入るのが幸せ
・ニュースや新聞は読むべきだ
・二択あったらどっちかを選ぶしかない
・貯金はした方がいい
・世の中の富は有限だ
など。
一つ一つの常識が正しいとか悪いとか
そんなことはどうでもいいんです。
ただ、常識を疑ってみる行為に価値があります。
ん?1日2食で十分だぞ?
忙しい自慢するよりも、
暇であること自慢のほうがなんかいいな。
いい会社から離れると自由になれるのかも。
二択があったらどっちも取ることだってできる。
貯金よりは投資でお金は増える。
実は世の中の富って無限なんじゃない?
冒頭のヤングさんも、
世の中的に常識だった18時間走って6時間寝るを
「知らなかったからこそ」偉業を成し遂げたんですね。
常識からケタ外れ:
0 件のコメント:
コメントを投稿