From: 透流(トヲル)
お金が欲しいですか?
「当たり前です、トヲルさん!
僕はお金が欲しいです!」
では、1つ大事な質問です。
『お金』
と聞いて、あなたは
どんな感情が生まれますか?
ネガティブな感情でしょうか?
ポジティブな感情でしょうか?
「お金が欲しい」
と僕たちは、『発言』します。
が、
「心の奥底からお金が欲しい」
という『感情』を持っている人は
実はほとんどいません。
なぜか?
口では「欲しい」と言っていますが
実は『心の奥底ではお金を拒否』
しているからです。
お金に対して負のイメージや
壁を持っています。
私たちは生まれてから今まで
たくさんの人に関わってきました。
親、兄弟、友達、恋人、先生...
同時に、
同じ数だけたくさんの人の
発言や思考に触れてきました。
そして、それらは私達の
性格、人格の一部になっています。
お金についてのイメージも
生まれてから今までの経験の中で
出来上がっています。
全部で6つの壁があります。
1つ目の壁:超自我
2つ目の壁:ミラーニューロン
3つ目の壁:ルール
4つ目の壁:他人の目
5つ目の壁:常識
6つ目の壁:トラウマ
7つ目の壁:嘘
お金持ちは、最初からその壁をクリアする
環境に恵まれていたか、もしくは
努力してそうなっていったかのどちらかです。
順に詳しく話していきます...
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1:超自我の壁
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超自我とは、
親や先生、メンターなど
強い影響力がある人の思考や
習慣、教えです。
親やメンターの口癖や小言を
覚えている人も多いと思います。
強い影響力のある人の教えは
私達のもう1人の人格になります。
これは超自我と呼ばれています。
例えば、親や先生が
「お金持ちは悪い人」
「たくさんお金を持っていると不幸になる」
という価値観を持っていると
それが徐々に伝染して一部になり
無意識にお金を避ける思考や行動を
とってしまうようになります。
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2:ミラーニューロン
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私たちは朱に交われば赤くなります。
ミラーニューロンとは脳科学の言葉で
『嫌でも』周りに影響されてしまう
ことです。
「絶対に影響されないぞ!」
と強く思っていても、
どんなに強い意志を持っていても、
私達の脳は『強引』に
周りの影響を受けてしまいます。
特に強い影響力を持つ人だと
それは思いっきりあなたの
人格の一部になってしまいます。
「環境がすべて」
とよく言いますが
その通りだと思います。
つまりミラーニューロンは
逆に利用する事もできます。
年収1000万円になりたければ
年収1000万円以上の人と
一緒にいる時間を増やせば良いのです。
やはり年収300万円の人と
1000万円の人との間には
細かい違いがいくつかあります。
それは口癖だったり
思考の習慣だったり
行動パターンだったり
...
もしあなたが理想のゴールを
持っているのであれば
『既に理想を手に入れている人』
の側にいるのが一番てっとり早いです。
『嫌でも』影響されて
『嫌でも』理想が近づいてきます。
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3:ルールの壁
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会社、所属する団体や組織、
国や家族など、生きている限り
私たちは何らかの組織に入っています。
その組織の中にあるルールという
壁に邪魔されることがあります。
顕著な例は、法律です。
犯罪防止などのためにも
法律やルールは必要です。
が、
ほとんどの法律は
ひと昔に作られたものです。
また基本的には
誰かの利権に関係した
要は「誰かが得するために作られたもの」ばかりです。
ちなみに、普通に車を運転していても
厳密に言えば5個~7個の違反をしているそうです。
しかし違反をしているにも関わらず
捕まることもなく、法律違反している
意識すら私たちにはありません。
全部が全部とは言いませんが
法律やルールなんてそんなものです。
あまり法律やルールに縛られると
何もできなくなってしまいます。
ちなみに面白いのですが
ブルガリアは独身の人には税金がかかり、
ドイツは犬に税金がかかり、
ハンガリーはポテトチップスに税金がかかります。
日本では懲役5年の大麻所持も
オランダでは普通の人達が
そこら辺でプカプカ吸っています。
各国によって法律が違うのですが
世界中の法律を眺めてみると
「法律って何なんだろうな~」
と思ってしまいます。
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4:他人の目
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私たちは無意識で他人の目を気にしています。
他人を気にし始めると
競争心や見栄などで本質を見失い
自分軸で考えられなくなります。
心の声が聞こえなくなります。
心の奥底からやりたい事を
やっている人が
「モチベーションがわかないです!」
などとは言いません。
やる気が出ないのも
この壁の影響と言えます。
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5:常識の壁
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常識とは何か?
単純に
「周りに賛成する人が多い」
だけの多数決です。
常識=正義とは限りません。
例えば、戦時中は
「たくさんの人を殺したらヒーロー」
が常識でした。
しかし、終戦になった途端…
「たくさん人を殺した人は犯罪者」
と戦犯が常識になりました。
ちなみに今でもテロリストの間では
「安いお金でたくさんの人を殺したら英雄」
が常識だと言われています。
しかし日本だとそれは非常識です。
「常識とは多数決」なのです。
数が多ければ、それが常識になります。
私たちは無意識の内に
常識に縛られています。
しかし常識は簡単に崩れます。
例えば、
良い学校
良い就職先
終身雇用
という一昔前の常識も
今や崩れ去っています。
時代、国、流行などで
常識は簡単に変わってしまいます。
「常識的にちょっと...」
という発言が多い人は
「そもそも常識とはなんぞや?」
を一度考えてみると良いかもしれません。
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6:トラウマの壁
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過去の体験から生まれた
価値観や人格です。
私たちは『過去』の体験から
『今』を結論づけています。
トラウマは大なり小なり
誰でも持っています。
過去に酷いショックを受けると
それが常識となります。
特に幼少期の強い体験は
なかなか外れにくいです。
極論で申し訳ないのですが
男から暴行を受けた女性が
「男性は信用できる!」
と思うまでには、かなりの時間と
努力が必要だと思います。
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7:嘘の壁
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世の中には嘘が蔓延しています。
意図的に嘘をついている人も悪いですが
問題は「嘘をついている意識がない人」です。
例えば、
「好きなことをやればお金になる」
という有名な経営者がいます。
これは確かに一理あります。
好きなことをやっていると
応援者が増えます。
また寝る間も惜しんで頑張れるので
普通よりも成功確率が高いです。
しかしこの考えには、
大前提である『お客様』の存在が抜けています。
お金を払ってもソレを欲しい人がいる。
しかもある程度の人数が必要。
ビジネスは『お客様のニーズ』が
最重要です。
ビジネスの世界は特に嘘が多いですが
マッサージや整体、美容院などでは
「技術力さえあればお客は集まる」
という定説があります。
...そんな訳はありません。
もちろん技術は大切ですが
今どき技術力が高いのは最低限です。
そうではなく顧客が求める
細かいニーズを満たしたり、
広告費をかけて認知率をあげない限りは
お客様は集まりません。
・嘘とは言い切れない
・本人は嘘だと思っていない
これらが一番タチが悪いです。
...
このように私たちの前には
いくつかの壁があります。
そしてその壁が、私達の人格を作り
思考、行動、発言、習慣などを作り
収入やライフスタイルを作ります。
1つずつ、壁を取り除いていかないと
いけません。
では、どうすれば壁を取り除けるのか?
答えはこのブログの中で、
順番にお伝えしていきます。
が、もしあなたが「1秒でも早く成功したい!」
と考えるなら、こちらのプログラムが
あなたの役に立つはずです。
トヲル
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