花粉シーズンが到来しました。
僕自身は、花粉症の自覚症状はありません。
通常の鼻炎を克服する700円テクニックはコチラ：
が、
妻が重度の花粉症です。
毎年、この時期になると、
見ていて本当に気の毒になります。
彼女の様子を見ていると、
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻詰まり
- 目のかゆみ
- 目やに
- 充血
- 涙
- 喉のかゆみ
- 咳
- 発熱
- 頭痛
- 疲労感
などの症状が現れてきます。
本当に辛そうなので、
家では色々とできる対策を取っています。
その一つに、
「空気清浄機」
があります。
シャープ 加湿空気清浄機 プラズマクラスター搭載 ホワイト系 KC-E50W
…
実は、この商品アマゾンで一番人気らしいです。
しかし、実際には花粉症対策としては
役立たずレベルです。
その秘密を話します。
フィルター式とイオン式
まずはそのタイプ分けから。
空気中の不純な微粒子を除去する機能に的を絞った場合、
空気清浄機には大きく分けて、
- 「フィルター式」
と
- 「イオン式」
の2種類に分けられます。
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■フィルター式
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ファンで空気を吸い込み、環境汚染物質を目の細かいフィルターを用いて捕集し、ろ過された空気のみを排出するのが特徴。フィルターに吸着した汚染物質を取り除いたり、フィルターが目詰まりしないよう定期的な清掃をしたりする必要がある。また、フィルターの定期交換も欠かせない。
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■イオン式
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電極による電気の力で環境汚染物質を帯電させ、電荷をかけた捕集板で集塵(じん)する点が特徴となる。手入れ面では、捕集板に付着した汚染物質を洗い流すだけでよく、新たに何かを購入したり交換したりする必要がない。
「難しいです！」
と感じる人も多いですよね。
僕も詳しくはよく知りませんが、
上で紹介したアマゾン１位のシャープの
は、
イオン式とフィルター式併用型です。
現在、国内市場ではこの両方式を搭載し、
かつ加湿機能付きの製品が主流です。
しかし。
今年1月に東京都がある発表を行いました。
その内容とは、
イオン式空気清浄機は、フィルター式に比べて
一定時間に処理できる空気量が少なく、
花粉等の大きな粒子の捕獲は困難である
という比較実験結果レポートです。
さらに！
微粒子をイオン化する際に、人体に有害なオゾンが
JIS(日本工業規格)が定める基準値以上に発生している
機種が確認されたとレポートが報告しています！
ゆえに、
安全確実な集塵(じん)性能を有する製品が欲しい
ならば、
フィルター式「だけ」を採用した空気清浄機を選ぶのがよい
ということになります。
理論上、花粉をほぼブロックする「HEPAフィルター」
そのフィルター式の製品の中でも空気清浄能力が高いのが、
「HEPAフィルター」
と呼ばれるフィルターを搭載した製品です。
＜参考（眠くなりそうな人はスキップ）＞
HEPAフィルターとは、JIS規格で定める「定格風量で粒径が0.3マイクロメートルの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率を持ち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つ」に適合するもののこと。
花粉の大きさは種類にもよりますが、
小さいものでおよそ20マイクロメートル、
HEPAフィルターであれば理論上はほぼ捕獲できます。
一方、デメリットもあります。
フィルターで空気中の浮遊微粒子を捉えるので、
メンテナンスが大切です。
いくら高性能なフィルターを使用していても、
吸着した微粒子をそのままにしておけば
フィルターはやがて目詰まりしてしまいます。
すると、
ろ過した空気を外に排出できなくなってしまい、
空気清浄機としての意味がなくなってしまいます。
従って、重要なのは
フィルターのメンテナンス性。
あとは、設置場所と製品の適用畳数が
合致しているかもお忘れなく。
花粉対策用にオススメの3台を紹介
それでは最後に、
花粉対策用としての空気清浄機選び
のポイントを踏まえつつ、
オススメの3製品を紹介しちゃいましょう。
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１：「AirEngine」(バルミューダ)
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タワー型の縦長の構造で、設置のしやすさと
高いデザイン性が特徴の空気清浄機。
吸引用と送風用の2つのファンを搭載。
強力な吸引力を誇り、360°酵素フィルターで細菌を分解する。
適用畳数は36畳まで。
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２：「クエリア EP-KVG900」(日立アプライアンス)
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加湿器一体型の空気清浄機。
複合機タイプの中でも、イオン機能を搭載していません
（ここ重要）。
適用畳数が空気清浄運転のみで41畳まで、
加湿空気清浄運転で30畳までと広い範囲をカバー。
設置面積はB5版ノートの見開きとほぼ同じで
省スペースなのが特徴。
本体前面は強化処理ガラスを採用し、
デザイン性はもちろん、傷つきにくくて手入れもしやすい。
給水ポンプで下から水をくみ上げ、
防カビ、抗菌にも配慮がなされている加湿フィルターは、
上部から水を含ませる構造を採用。
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３：「ブルーエアセンス空気清浄機」(ブルーエア)
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空気清浄機の性能を表す世界標準の米国家電製品協会の基準値で、
トップの評価を得た実績。
スウェーデンの空気清浄機専業メーカーの一機種。
適用畳は8畳用で、寝室や個室向けの小型モデル。
4方向どこから見ても美しいことをコンセプトに開発され、
デザイン性にも優れています。
センサーに手をかざすだけで触らずしてコントロール
できるユニークな操作性。
と、6色のカラーバリエーションから選べる点も魅力。
また、フィルターは使い捨てで、
半年間はフィルターのメンテナンスが不要。
…
いかがでしたか。
今回は、
花粉などの空気中に浮遊する不純物の除去
という空気清浄能力をポイントに、
オススメの製品を紹介しました。
実は、
空気清浄機以上にパワフル、かつ、お手軽な花粉症対策
が存在します。
その秘密を話そう、
と思うのですが、長くなってしまいましたので、
今日はこれくらいにしておきます。
今日もここまで読んでくれて、
本当にありがとうございます！
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